保湿しているのに乾燥が治らない…そんな経験はありませんか?
実は「ケア方法」だけでなく、「選んでいる成分」が原因のこともあります。
この記事では、私自身の失敗体験をもとに、乾燥を悪化させる成分・潤いを守る成分を美容のプロ目線でわかりやすく解説します。
まずは、乾燥しているお肌がどんな状態なのか、どうして乾燥してしまうのか見ていきましょう!
乾燥のメカニズム|美容のプロが伝えたい“本当の原因”

肌の乾燥は、単なる「水分不足」ではありません。
実は、お肌を守るバリア機能の低下が根本的な原因です。
ここでは、美容の現場でも重視されている3つのポイントを解説します。
① バリア機能の低下
肌の表面(角層)は、外からの刺激を防ぎながら水分の蒸発を防ぐ役割を担っています。
間違ったスキンケアなどでダメージを受けると、水分が逃げやすくなり、乾燥を感じやすくなります。
バリア機能が弱ると、外気の刺激にも敏感に反応し、かゆみや赤みが出やすくなります。
② 皮脂・セラミドの減少
皮脂は肌表面で“天然の保湿クリーム”として働き、
セラミドは角層内で水分をしっかり抱え込む成分です。
しかし、クレンジングのしすぎや加齢によりこれらが減少すると、
肌内部の水分を維持できず、しっとり感が失われてしまいます。
特にセラミドは、保湿成分の中でも再注目されているキーポイントです。
③ ターンオーバーの乱れ
健康な肌は約28日周期で生まれ変わります。
ところが乾燥が続くと、未熟な細胞が急いで作られ、
角層が薄く・もろくなり、さらに水分が蒸発しやすくなります。
こうして「乾燥→ターンオーバーの乱れ→さらなる乾燥」という悪循環に陥ります。
まとめ:乾燥は“バリア機能のトラブル”から始まる
水分を“与える”だけでは、根本的な改善にはなりません。
肌が本来もつ保湿機能(皮脂・セラミド・角層)を守りながら、
優しくケアしてあげることが、乾燥対策の第一歩です。
間違っていた!私の乾燥ケア3つの失敗
1. 熱いお湯での洗顔
冷え性なのでつい熱めのお湯で洗っていましたが、これが大失敗。
冬は浴室内も寒いのでシャワーの温度も熱めになりがちですよね。
でも、この熱めのお湯がお肌のバリア機能を守る皮脂まで落としてしまっていたんです。
→ 今はぬるま湯(32〜34℃くらい)でやさしく洗うだけにしています。
2. 化粧水の“重ねすぎ”
たっぷり保湿していたつもりが、実は“蒸発しやすい肌”を作っていました。
何度も重ねるより、1回でしっかりハンドプレスする方が潤いが残ります。
化粧水は水分チャージだけじゃなく、水分の通り道を作るもの。しっかりたっぷりの化粧水を一度ハンドプレスすることで十分役割を果たせるので、何度も重ねてつける必要なし!
3. オイルを塗りすぎて毛穴詰まり
乾燥が怖くてオイルを重ねていましたが、結果は逆効果。
肌の呼吸ができず、ニキビの原因になっていました。
私が実際にやってみて効果を感じた3つのこと
- 洗顔をぬるま湯に変える
- セラミド入りアイテムでしっかり保湿
- 寝室の湿度を50%に保つ(加湿器+洗濯物で調整)
この3つを1週間続けたところ、朝のツッパリ感が消え、メイクのノリも改善。
あと水分補給も心がけましょう。
体の水分不足はお肌の乾燥にも直結。こまめにお水を飲みましょう。
※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。

👇私の別の記事でも乾燥肌について詳しく解説しているのでよかったらそちらもご参考にどうぞ👇
▶【乾かない肌!】~プロが語る、乾燥肌を根本から変えるステップ~
【取るべき美容成分】うるおいを守るカギ
乾燥肌のケアで最も大切なのは、「水分を補う」だけでなく、
肌がもともと持つ保湿機能をサポートする成分を取り入れることです。
ここでは、美容の現場でも信頼されている主要成分を紹介します。
保湿成分 ― 肌のうるおいを抱え込む
セラミド
角質層のすき間を埋め、水分の蒸発を防ぐ働きがあります。
乾燥・敏感肌の方には最も重要な保湿成分のひとつです。
ヒアルロン酸
非常に高い保水力で、みずみずしい肌を長時間キープします。
肌表面にうるおいの膜を作る効果もあります。
アミノ酸(NMF成分)
肌の角質層に存在する天然保湿因子(NMF)の主成分。
水分を抱え込み、うるおいをサポートします。
グリセリン
肌にやさしく、水分を引き寄せる働きがあります。
セラミドと組み合わせることで、しっとり感が長続きします。
コラーゲン・エラスチン
肌のハリ・弾力を支えるたんぱく質。
保湿効果に加え、ふっくらとした印象を与えます。
プロテオグリカン
ヒアルロン酸以上の保水力があり、コラーゲンの生成をサポートします。
意識すべき成分は「セラミド」と「グリセリン」
保湿の基本は、「肌が水分を保持できる力を助ける成分」を選ぶこと。
セラミドは角質層のうるおいを守り、グリセリンは肌表面のしっとり感を持続させます。
セラミド+グリセリン=保湿の“土台”です。
高価な美容成分より、まずこの2つを意識しましょう。
(参考:資生堂スキンケア研究所)
油分成分 ― 水分を逃さない“フタ”の役割
ワセリン
お肌の表面に膜を張り、水分の蒸発を防ぎます。
刺激が少なく、敏感肌にも向いています。
スクワラン
皮脂の主成分に近く、うるおいを守りながらなめらかな肌に導きます。
シアバター
植物性の天然オイルで、乾燥から肌を保護します。
しっとり感が長続きするのが特徴です。
ナイアシンアミド
セラミドの生成を助け、バリア機能を高める働きがあります。
保湿とエイジングケアの両方に注目されている成分です。
【避けるべき成分】乾燥を悪化させやすいもの
スキンケア製品の中には、一見さっぱりして心地よく感じても、
乾燥肌の方には刺激や負担になりやすい成分が含まれていることがあります。
肌のバリアが弱っている時期は、次の成分を控えめにしましょう。
⚠️ 洗浄力が強い成分
- ラウリル硫酸Na:脱脂力が強く、肌のうるおいまで奪う
- サルフェート系成分:泡立ちは良いが刺激が強い
- 石油系界面活性剤:クレンジング・洗顔に多く、皮脂を取りすぎることがある
⚠️ 刺激となる可能性がある成分
- アルコール(エタノール):揮発性が高く、水分を奪いやすい
- 香料・着色料:肌の状態によって刺激になる場合あり
- 植物エキス・精油:自然由来でもアレルギー反応を起こすことがある
- サリチル酸:脂性肌向け成分で、乾燥肌には刺激が強い
- レチノイド(ビタミンA誘導体):使いすぎると乾燥や皮むけを起こすことも
※すべての人に刺激があるわけではありません。肌質に合わせて選びましょう。
【乾燥がひどい時にやらない方がいいケア】
スクラブ・ピーリング:乾燥による角質を無理に剥がすと悪化するのでNG
シートパック:皮むけやひび割れ、化粧水がしみるなど刺激を感じているときはNG
シートパックは皮むけ状態では余計な刺激になり、バリア機能を傷つけることも。刺激が落ち着くまでシートパックはお休みして、クリームやワセリンなど油分の高いもので保護をしよう。
【乾燥がひどい時におすすめケア】
お風呂で乳液パック
田中みな実さんもおすすめのケア。乳液は水分と油分のバランスがよく、硬くなった角層にうるおいを与えてお肌を柔らかくします。 入浴中は毛穴が開き、美容成分が浸透しやすくなるため、乾燥のひどい時はに特におすすめです。この時使う乳液は安いものでもなんでもいいかなと思います。
おすすめ保湿アイテム|肌の“うるおいを守る力”を育てる2大シリーズ
乾燥肌対策では、「何を塗るか」よりも「どんな成分が入っているか」が重要です。
ここでは、私自身が使ってみて保湿力・使いやすさ・肌へのやさしさにこだわった
セラミド・グリセリン・ナイアシンアミド配合の実力派の2ブランドをご紹介します。
※すべて私自身が乾燥期に使用し、使用感を確かめたアイテムです。
効果の感じ方には個人差があります。
① 【オルビス アクアニストシリーズ(医薬部外品)】
主要成分:ナイアシンアミド/グリセリン/アミノ酸系保湿成分
オルビスのアクアニストシリーズは、乾燥や刺激でゆらぎがちな敏感肌を、うるおいで満たして落ち着かせてくれるスキンケアラインです。
「何を使ってもヒリヒリする…」そんな乾燥期にも頼れる低刺激処方。
無油分・無香料・無着色・アルコールフリーで、敏感肌にもやさしく設計されています。
- ローションはみずみずしく、重ねてもベタつかない軽やかさ。
- モイスチャーはジェル状で肌を包み込み、しっとり感を持続。
バリア機能をサポートし、角層のすみずみまでうるおいを巡らせてくれるアイテムです。
専門家コメント:
ナイアシンアミドが肌のセラミド生成を助け、ゆらぎやすい時期の保湿力を安定させてくれます。
季節の変わり目やストレスで敏感に傾いた肌にも安心して使える点が魅力です。
②【dプログラム モイストケアシリーズ(医薬部外品)】
主要成分:トラネキサム酸/グリチルリチン酸ジカリウム/グリセリン/アミノ酸系保湿成分
乾燥や肌荒れを繰り返す「ゆらぎ肌」を、うるおいで立て直してくれるスキンケア。
乾燥によって不安定になった肌を落ち着かせ、健やかな肌環境を保つサポートをしてくれます。
「何を塗ってもヒリヒリする…」そんな時期のお守りスキンケアとして愛用者が多いラインです。
どちらも医薬部外品で、乾燥が原因のピリつき・粉ふき・赤みを感じやすいときにも頼れる処方です。
- ローションEXは角層のすみずみまでうるおいを届ける、とろみのある化粧水。乾燥でゴワついた肌をやわらげ、しっとりと柔らかい質感へ整えます。
- エマルジョンは化粧水後の水分をしっかり閉じ込める乳液タイプの保湿液。
乾燥でつっぱりがちな肌を包み込み、うるおいを長時間キープします。
専門家コメント:
dプログラムは、資生堂の皮膚科学研究にもとづいた低刺激設計で、
**「肌を守る」だけでなく「肌が自ら整う力をサポートする」**という発想が特長です。
トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムが肌荒れを防ぎ、
乾燥によって乱れたバリア機能をやさしく整えてくれます。
👇「dプログラムモイストケア」について別の記事で詳しくご紹介しています👇
▶【私のお守りスキンケア】敏感肌の救世主!の記事を見る
肌の調子が不安定なとき、乾燥でピリつきや赤みを感じるときは、 **dプログラム モイストケアシリーズで“肌を休ませるケア”**を。 敏感肌のベースを安定させてから、ETVOSやオルビスのうるおい補給ケアに切り替えるのもおすすめです。
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まとめ|“成分選び”で乾燥ケアは変わる
乾燥対策の鍵は、「足りない水分を与えること」よりも、
肌がうるおいを“守る力”をサポートする成分を選ぶこと。
保湿の主軸はセラミドとグリセリン。
そこに油分成分で“フタ”をして、水分を閉じ込めるケアを心がけましょう。



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