肌がカサつく、粉をふく、メイクが浮く…。それは単なる「乾燥」ではなく、肌のバリア機能が低下しているサインです。
「どれだけやってもお肌が乾燥する・・・」実は、そんな乾燥肌もスキンケアの基礎と生活習慣を見直すことで、確実に改善ができます。
今回は美容の専門家として、初心者の方でもすぐに取り入れられる「乾燥肌ケアの基本」と「改善までのステップ」を、わかりやすく解説いたします。
① 乾燥肌とは何か/そのメカニズム
肌の表面にある角層は、水分を保ちつつ外部刺激から肌を守る役割があります。
しかし、角層の細胞間脂質(セラミドなど)や天然保湿因子(NMF)が減少すると、肌のバリアが崩れ、水分が蒸発しやすくなります。
まずはこの「水分が逃げる肌」から、脱していきましょう。
② 毎日のスキンケアで守るべき「3つの基本」

洗顔は「落とす」ではなく「残す」意識で
洗顔は汚れだけを落とすこと!必要な水分と皮脂は残すことが大切です。
・朝晩2回が目安(夜はw洗顔不要のクレンジングorクレンジング+洗顔、朝は洗顔のみでOK)
・洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料は避ける
・指先でこすらず、洗顔は泡で包み込むように洗う
熱いお湯・強い洗浄料・ゴシゴシ落とすは、必要な皮脂や角質を過剰に取り除いてしまいます。
適度な温度と洗浄で肌のバリア機能を守ることが、乾燥肌ケアの第一歩です。
保湿:水分+油分のバランスを整える&“タイミング”と“重ね方”が勝負
洗顔後は5分以内に保湿を行いましょう。なぜなら、たった5分うるおいは逃げるから。
肌に潤いを与えたあとは、「水分を抱え込む成分(セラミド・ヒアルロン酸)」と「水分の蒸発を防ぐ油分(例:スクワラン・グリセリン)」を選びましょう。
成分選びが正しければ、肌は「うるおいを守る力」を取り戻していきます。
- 化粧水で角層に水分を与える
- 美容液で必要な栄養・保湿成分を補う
- 乳液・クリームで油分の膜を作り、水分蒸発を防ぐ
環境・習慣もケアに含める
乾燥した空気、紫外線、寝不足、栄養不足—これらも肌の水分保持を妨げる原因です。
入浴温度・加湿・ストレス管理など、生活環境を整えることも忘れずに。
紫外線対策は“365日”が鉄則。
乾燥肌は紫外線による刺激を受けやすく、さらにバリア機能(うるおいバリア)を低下させます。
曇りの日・室内でも毎日の日焼け止めを塗る習慣にしましょう。

③ 改善のための実践ポイント
継続すること:「たまにケア」ではなく「毎日の習慣化」が肌変化を生み出します。
アイテム選び:低刺激・保湿成分配合・無香料・無着色などを基準に。
避けるべき習慣・成分:熱めのお湯、強力洗浄料、アルコール高配合製品など。
乾かないお肌!おすすめアイテム
【ORBIS ユーシリーズ】
“うるおいの質”に着目した保湿ケアラインで、肌内部まで水分を巡らせ、ハリ・弾力のある肌を目指す設計です。
成分として「キーポリンブースター(海藻エキス・桃葉エキス・コーンフラワーエキス)」が配合されており、肌細胞の“水チャネル(水分の通り道)”を増やして水分を巡らせる、というアプローチ。
「油(オイル)ではなく、水(うるおい)を重視する」というブランドの方針もあり、オイルフリー処方や、なるべく軽やかな使用感を意識したラインです。
まとめ:乾燥肌は「正しい知識」と「継続」で必ず変わる
乾燥肌は、単なるスキンケア不足ではなく、肌本来の防御力が低下しているサインです。
しかし、原因を正しく理解し、毎日のケアと生活習慣を見直すことで、肌は確実に応えてくれます。
美しい肌は「一日にしてならず」。
今日から、あなたの肌を“守り・育てる”ケアを始めてみてください。
ちなみ乾燥肌おすすめのアイテムはこちらの記事に掲載しているのでよかったらこちらも参考にしてみてください。
▶肌の乾燥、実は間違ったケアが原因?取るべき成分・避けたい成分を徹底解説

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※掲載している内容は筆者の経験・調査に基づくものであり、効果を保証するものではありません。
肌の状態に不安がある場合は、専門医にご相談ください。



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